FXのレバレッジ25倍は危険?国内のFX業者はなぜレバレッジ規制があるのか?
FX(外国為替証拠金取引)は危険と言う風潮が広まっています。
果たしてFXは本当に危険なのでしょうか?
今回はレバレッジ25倍の国内FXの危険性とレバレッジ1000倍の海外FXの危険性を確認していきたいと思います。
- 「FXはレバレッジが25倍だから危険」
- 「追証があるから危険」
- 海外FX業者が危険と言う認識はなぜ広まったのか?
- 国内のFX業者のレバレッジ規制と追証
- 海外のFX業者のレバレッジ規制と追証
- 国内のFX業者のレバレッジ規制と追証なしの理由
- 追証がある国内のFX業者はかなり特殊
- 海外FX業者のメリットやデメリット
- 管理人おすすめの海外FX業者
「FXはレバレッジが25倍だから危険」
これはよく耳にしますね。
これは完全に誤解していますね。
ハイレバレッジ=危険と言う間違った解釈をした典型的な例ですね。
資産の全額を25倍で運用すると確かに危険ですが、投資金額を25分の1に抑えれば株となんら変わりません。
それが出来てないトレーダーが多いので「FXはハイレバレッジだから危険」という間違った認識が広まっているのではないでしょうか。
「追証があるから危険」
これは時々耳にしますね。
これも先ほどと同じで、レバレッジが25倍なら資産の25分の1しか投資しなければ借金を作ることはありません。
また、海外のFX業者は国内のFX業者より危険と言われています。
実際のところどうなのでしょうか?
海外FX業者が危険という認識が広まった原因につて考えていきたいと思います。
海外FX業者が危険と言う認識はなぜ広まったのか?
原因は日本の金融庁にあるという説が最有力となっています。
金融庁の仕事はできるだけ多くの税金を集めることです。
国内のFX業者は毎年多額の税金を国に納めています。
しかし、海外のFX業者からは税金を取ることが出来ません。
日本のFX業者から海外のFX業者に顧客が流れてしまわないように金融庁が「海外FX業者は危険」と警告していたのです。
国内のFX業者のレバレッジ規制と追証
ここからはレバレッジ規制の歴史や追証についてみていきます。
国内のFXのレバレッジは2010年に初めて規制されました。
この時は規制なし⇒50倍に規制されました。
更に2011年には現行のレバレッジ25倍に規制されました。
2018年にもレバレッジを25倍から10倍に引き下げる議論もお国の方で出たそうですが、GMOクリック証券、SBI証券ら大手FX業者から反対意見がでたため取りやめになったそうです。
また、口座残高がマイナスになった場合に請求する「追証」も国内のFX業者は必ず顧客から取り立てる必要があります。
これも金融庁から規制を受けているので海外のFX業者のように「ゼロカットシステム(追証なし)」は行うことが出来ません。
※ゼロカットシステムとは口座残高がマイナスになった場合に残高を0円にリセットしてくれるシステムです。
国内のFX業者が顧客に追証を請求しなかった場合は法律により罰せられます。
海外のFX業者のレバレッジ規制と追証
レバレッジは業者ごとに自由に設定されています。
もちろん、一部の国や地域では規制されていますが、日本人向けの海外FX業者のほとんどはレバレッジ規制を受けていません。
海外FX業者のレバレッジの目安は200倍~1000倍です。
また、口座残高がマイナスになった場合はゼロカットシステムを採用しています。
これにより、ハイレバレッジでも安心してトレードが可能になっています。
国内のFX業者のレバレッジ規制と追証なしの理由
2011年に金融庁は国内のFX業者に対してレバレッジ25倍の規制をかけました。
これは、国内のFX業者を守るためだと言われています。
それまでは自由にレバレッジを業者ごとに設定していました。
当然、レバレッジが高い業者に人気は集中します。
リーマンショック以降、追証が払えない人が大量に出ました。
追証はカードローンなどの普通の借金と扱いは全く同じです。
たくさんの自己破産者が出ました。
借金を踏み倒された国内の一部業者は倒産に追い込まれました。
これを重く見た金融庁は追証ができるだけ発生しないようにレバレッジ規制をかけました。
これにより、国内のFX業者同士のレバレッジ競争はなくなりました。
ただ、レバレッジ25倍でも追証が発生する可能性はゼロではありません。
スイスフランショック級の為替変動がドル円で起きた場合、考えられないほどの追証が発生すると思われます。
追証がある国内のFX業者はかなり特殊
世界的に見て国内のFX業者はかなり特殊です。
世界中のFX業者のほとんどは追証を撤廃しています。
それではなぜ日本の業者は追証を撤廃しないのでしょうか?
これまた理由は金融庁にあります。
国内のFX業者が追証を請求せずに海外のFX業者のように口座残価をゼロにリセットする(ゼロカットシステムを採用)した場合なんと国から罰せられます。
2019年2月5日に一部ユーザーに対して過去にゼロカット対応をした疑いがかけられた東郷証券は証券取引等監視委員会から金融商品取引法違反容疑で関係先を強制調査されました。
国内のFX業者に追証を必ず請求させるのにもまた理由があります。
現在、国内のFX業者は「スプレッド競争」で顧客の奪い合いをしています。
もし、追証が一部業者で撤廃されると他の業者も追随するでしょう。
そうなってしまったら、万が一スイスフランショック級の為替変動がドル円で起きた場合、FX業者の多くが倒産してしまうでしょう。
当然、FX業者が倒産してしまうと税収が減るので金融庁は追証の撤廃を禁止しています。
海外FX業者のメリットやデメリット
それでは海外FX業者には他にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
詳しく見ていきます。
海外FX業者のメリット
①レバレッジが高く、少額からFX取引が可能。
レバレッジ1000倍で運用した場合のドル円の必要証拠金
1万通貨=1000円
10万通貨=1万円
※1ドル100円で計算
②追証がない
安心のゼロカットシステムなので思い切ったトレードが出来る。
口座残高がマイナスになってもマイナス分はFX業者が全て負担してくれる。
国内業者で口座残高マイナス⇒借金
海外業者で口座残高マイナス⇒0円にリセット
③豊富なボーナス
海外のFX業者の一部には入金額にたいして100%の証拠金ボーナスをつけてくれる業者が存在します。
1万円入金⇒2万円
5万円入金⇒10万円
10万円入金⇒20万円
このボーナスは証拠金として利用可能です。
10万円入金して10万円負けても10万円のボーナスが残っているのでボーナス分で引き続きトレード可能。
もちろん、そこから出た利益は全額出金できる。
※ボーナス自体は出金不可。
海外FX業者のデメリット
①スプレッドが広い
海外のFX業者はスプレッドだけではなく、それ以外の競争が激しいのでスプレッドは国内程狭くありません。
②税金が高い
海外のFX業者をできるだけ使わせないために国は税金を高く設定しています。
国内のFX業者を利用して出た利益は申告分離課税で税率は一定(20%)
それに比べ、海外のFX業者で出た利益に関しては総合分離課税。
そして、国内のFX業者は3年間損失の繰り越しが出来るのに対して、海外のFX業者は損失の繰り越しが出来ません。
金額 | 税率 |
---|---|
195万円以下 | 15% |
330万円以下 | 20% |
695万円以下 | 30% |
900万円以下 | 33% |
1800万円以下 | 43% |
4000万円以下 |
50% |
4000万円超 | 55% |
管理人おすすめの海外FX業者
この海外のFX業者は「is6」
最大レバレッジは1000倍でロスカット水準は50%。
スプレッドは国内のFX業者と比べると広め。
クロス円
ドル円1.6PIPsユーロ円2.3PIPSポンド円3.1PIPS豪ドル円2.9PIPSNZ円3.1PIPS
ドルストレート
ユーロドル1.5PIPsポンドドル2.4PIPS豪ドルドル2.0PIPSNZドルドル2.7PIPS
この業者の最大の魅力は入金ボーナス
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