私がFX初心者の頃に借金を作った失敗談のまとめ
こんにちは。
管理人のマンダムです。
今回は私の失敗談を赤裸々に話していきます。
まずは私がFXを始めたきっかけから話していきたいと思います。
私がFX始めるきっかけ
私がまだ20代前半だったころのお話です。
※現在は30代半ばです。
その頃の私は働きもせずに毎日パチンコやスロットをやっていました。
一応それで生活自体は出来ていたので、パチプロ、スロプロというのでしょうか?
まあ私にとっては黒歴史です。
パチプロ、スロプロなんて履歴書に書けませんからね。
ちょうどその頃、私の貯金額は約100万円を突破しました。
その頃、何かいい投資はないかなと投資関連の書物を探していました。
そこで私の目に留まったのが「FX(為替証拠金取引)」でした。
その後、何気なく立ち寄った本屋で見つけたFX関連の本をきっかけに私とFXとの戦いが始まりました。
失敗談①初心者にありがちな値ごろ感トレード
2007年当時、ポンド円は210円ほどしていました。
この時私は「ポンド円が210円なんて高すぎる!!ポンド円は必ず下がる!!」と値ごろ感だけでトレードしました。
結果は途中で損切り。
失敗してしまった理由
FX取引を始めた当初、特に勉強せずにFX取引を始めました。
当時のポンド円の政策金利は5%以上。
その後、リーマンショックによりポンド円は急落。
持っていたらかなりの利益を出せたことでしょう。
FXはもっと勉強してから始めるべきでした。
失敗談②初心者にありがちな豪ドル円のスワップ金利狙いで大損
ポンド円のトレードで失敗はしたものの、スワップ金利と言うものを覚えた私。
FX初心者の私が次に目をつけたのが豪ドル円です。
今度は豪ドル円のスワップ金利で利益を上げようと試みたのでした。
最初は調子が良かったものの、終了の時はすぐ目の前に迫っていました。
2008年のリーマンショックです。
レバレッジをかけて保有していた私の豪ドル円のポジションはあっという間になくなりました。
ほんと一瞬でした。
失敗してしまった理由
リーマンショックが起こるまでは豪ドル円のレートは安定していました。
そんなネット上の甘い言葉に騙されました。
通貨ペアをずっと保有するという事はそれなりのリスクを伴うという事。
そこをキチンと理解できていなかったのが敗因でした。
それから一時FXから離れてしまった私。
※お金が無くなりました。
しかし、数年後にはFX取引を再開しました。
FX取引で借金を作る。
久しぶりにFX取引を再開した私。
自分が持っていたみんなのFXの口座を開いてびっくり。
なんとレバレッジが200倍⇒25倍に変更されていました。
正直これは予想していませんでした。
ネットでレバレッジについて色々調べると数年前に金融庁から規制が入ったとの事。
何やらリーマンショックの時に追証が多数発生して払えない人が続出したのが原因なんだとか。
国内のFX業者がその時に何社か倒産しかけたそうです。
FX取引を再開した私の軍資金は50万円。
50万円あれば、ドル円なら10万通貨くらいはトレードできるレベルです。
まあなんとかなるだろうとトレードを再開しました。
失敗談③スキャルピングがスイングトレードに
2015年、久しぶりにFXの世界に戻ってきた私。
レバレッジも驚きましたが、もっと驚いたのはスプレッド。
2007年ごろはドル円のスプレッドと言ったら大体2~3銭くらい。
豪ドル円で4~6銭、ポンド円で8~10銭とかそんなレベルでした。
それがたったの数年で驚くほど狭くなっていました。
ドル円は1銭以下、豪ドル円も1.5銭以下、ポンド円も2銭以下。
なんじゃこりゃ・・・。
スプレッドが極端に狭くなったことでスキャルピングトレードが流行っていました。
私も雇用統計でスキャルピングトレードに挑戦しました。
これが面白いようにうまくいきました。
ただ、時々うまくいかないこともあったんですが、放置してたら大抵もとの場所まで戻ってきてたんでよく放置してました。
そんな時、いつものようにスキャルピングトレードのポジションが捕まってしまったので、含み損のポジションを放置していました。
1ヵ月ほど過ぎたくらいだったと思います。
放置していたポジションの含み損が大きく膨れ上がってきました。
途中ナンピンを繰り返してポジションはマイナス20万円に到達。
もうスキャルピングをする余力もなく、このポジションを救う事に必死になりました。
気づいたら、アコムにお金を借りて入金してました。
努力の甲斐もなく、ナンピンを繰り返したポジションはロスカットされました。
結局、そのポジションが原因で50万円の借金を背負う羽目になりました。
失敗してしまった理由
計画性がなかった。
短期で入ったポジションが気づいたらスイングポジションになっていた。
初心者にありがちな失敗です。
これも多くの方が経験しているのではないでしょうか?
キチンとポジションを取るときは計画して取らないと全額持っていかれるという事をこのときに学びました。
それからはルールを決めてからトレードするようになりました。
それから、お金がないので海外FX口座を作りました。
この頃はもう仕事についていた私。
毎月の給料はほぼ固定で約20万円。
借金の返済や家賃などの生活費を差し引くと残りは5万円。
5万円では国内業者では到底勝負できません。
そこで、レバレッジに制限のない海外のFX口座を開設しました。
当時、私が開いた海外FX口座は「XM(エックスエム)」
レバレッジ888倍は当時の私としては神のような存在でした。
5万円という少ない資金だと日本の業者だとせいぜいドル円1万通貨しかポジションが取れませんが、レバレッジ888倍だと35万通貨のポジションが取れます。
一発逆転が狙えます。
最初のころは一度に5万円全額入金しました。
しかし、さすがレバレッジ888倍。
資金が一瞬で溶けてしまいました。
そこからは少額入金を繰り返すようになりました。
1万円×5回とかですね。
3,4か月はひたすら入金したと思います。
毎回勝負は全力フルスイングしていました。
勝負通貨は基本的にドル円。
1万円で毎回5万通貨ポジションを取っていましたね。
うまくいくときは1万円が20万円くらいまではあっさりいく。
負ける時は簡単に3連敗4連敗することがありました。
毎回20~30万円くらいのところでやられることが多かったです。
自分はなぜか毎回20~30万円くらいまで増やした後に利益を全額飛ばしていました。
統計を取ると飛ばす日は大抵金曜日でした。
月曜日~木曜日まで増えていって金曜日に全額飛ばす。
3回に1回はこのパターンでした。
うまくいっていたトレードの統計を取ると水曜日、木曜日のNY時間に強い上げが来た時にそのまま順張りでエントリーする。
これが中々うまくいっていました。
1万円で5万通貨なので事実上20銭ほどしか耐えられません。
この場合は上がってきたところでそのまま上がる方にかける。
戻ってきたらおしまいですけどそのまま上がったら結構大きく取れました。
もちろんだましの時の方が多かったです。
そんな中、水曜日、木指のNY時間の強い上げに乗るのが勝率が高かったです。
その後、これ以上は手法に関しては言えませんが、入金出金を繰り返したり、うまくいった取引、失敗した取引をブラッシュアップしていった結果、借金は全額返済できました。
ちなみに私は今でもXMの海外口座を使っています。
自分の手法は日本の口座ではできないので。
以上私の失敗談でした。
みなさんも借金だけは注意してくださいね。
関連記事